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7.多賀城 その1

多賀城は、古代日本の朝廷が、当時蝦夷と呼ばれる人たちが住んでいた東北地方の支配を進めるために設置した、城柵の一つです。またこの城には、陸奥国の国府や、蝦夷に対する軍事を担当する鎮守府も置かれていました。つまり多賀城は、古代東北を統治するための一大拠点だったのです。

21.江戸城 その4

今回は、江戸城内郭をめぐろうと思いますが、内堀のラインをずっと歩くことにします。江戸城の内堀全周は約8kmもあって、その範囲だけでも日本の城で有数の規模ですが、皇居など、普段入れないところも多いので、基本、内堀沿いを巣進みます。それでも、結構変化に富んでいて、おもしろいと思います。それでは、江戸城内堀紀行として出発しましょう。

8.仙台城 その2

今日は、仙台駅前に来ています。今回は、ここから仙台城に歩いて向かいます。ここ、仙台駅はかつても城下町の一部だったようですが、城と城下町は、広瀬川にかかる大橋によってつながっていました。その大橋から伸びる通りは、今でもその名前を残しながら現在も商店街として栄えています。仙台駅から近いところから、アーケードになっているのでわかりやすいと思います。それでは、仙台城踏破ツアーとして、さっそく出発しましょう。

8.仙台城 その1

最初に仙台城に行った時には、仙台駅からバスに乗って、青葉山に登り、伊達政宗の像を見たり、景色も楽しみました。ただ、天守跡のようなものもなかったし、あれがお城だったのかと正直思いました。しかし、城っぽくないところは、政宗の深謀遠慮によるもので、実際は要害堅固で、現在までの仙台の礎となる城だったのです。今回は私なりに、伊達政宗のことや、仙台城の歴史を調べてみたので、ご紹介します。

21.江戸城 その3

今、皇居東御苑の入口の一つ、江戸城大手門前にいます。随分たくさんの人たちが集まっています。東御苑の開門を待っている人たちなのです。江戸時代には、登城した主君の帰りを待つ家臣たちが集まっていたそうですから、今でもほうふつとさせます。私たちはこれから登城ということになります。

21.江戸城 その2

江戸城は、徳川将軍家の本拠地として完成しました。どの大名の城とも別格であり、将軍の権威を誇示し、反逆心など起こさせないようにする存在となりました。そのため、日本一広いだけでなく、独特の意匠や構造を持つ城になったのです。城と一体であった江戸の町は、当時から世界有数の都市でした。各大名は参勤交代により、江戸と居城を往復するたびに、莫大な費用をかけながら、江戸の城と町を見せつけられたのです。まさに、戦わずして勝つ仕掛けでした。

21.江戸城 その1

今回は、メジャー中のメジャーな将軍の城、江戸城です。江戸城といえば、今の皇居のことじゃないかと思われるかもしれませんが、実は相当大きかったのです。他の主要な城郭と比べても、日本最大級と言っていいでしょう。その歴史を追うだけでも大変そうなので、歴史編も2つに分けることにしました。今回は「建設の歴史編」として、太田道潅が最初に築いたと言われる地方城郭から、江戸幕府の権威を象徴し、現代の首都の礎となる最大級の城になるまでの歴史をご説明します。

207.西方城 その2

今回は、栃木県栃木市の西方に来ています。一面に、青々とした田んぼが広がっていますだ。ここは、昔から「西方五千石」といわれる米どころで、今はイチゴの産地でもります。この美田につながる用水を開いたのも藤田信吉と言われています。そして向こうに見えるのが城山で、西方城があったところです。西方を象徴する景色と言えるでしょう。

207.西方城 その1

藤田信吉という武将をご存じでしょうか。それほど有名ではありませんが、戦国時代に関東の大名家を渡り歩き、江戸時代初期には西方藩の藩主になった人物です。例えば、真田昌幸が沼田城を手に入れた時、関ヶ原前の会津征伐が始まる時など、戦国のターニングポイントで登場します。また、彼が藩主になったとき出会ったのが西方城です。もとは、現・栃木県栃木市に、宇都宮氏の一族・西方氏が築いた山城です。こちらもまだそれほど有名ではありませんが、技巧に富んだ造りをしています。今回は、隠れた猛将が出会った隠れた名城、として両方をご紹介します。

35.金沢城 その4

今回は、石川県にある辰巳ダム石碑の前からスタートします。このダムの近くに、辰巳用水の取水口があるのです。金沢城の歴史編のとき、兼六園の水は辰巳用水から引かれているとご説明しました。そもそも辰巳用水は何のために作られたかというと、金沢城の堀水や、生活・防火のためでした。辰巳用水を追えば、兼六園と金沢城がつながるのです。今回は、金沢城の番外編として、金沢城だけでなく、地域の重要なインフラとして使われている辰巳用水を取り上げます。

36.丸岡城 その2

丸岡城天守下の、駐車場に来ています。天守がある本丸は、ここから丘を登ったところにありますが、高さは20メートルもありませんし、通路もよく整備されています。城めぐりとしては、簡単に終わってしまいそうに思えます。しかし、今回は現地で唯一残っている天守を満喫したいので「天守尽くし」と称してご案内します。

36.丸岡城 その1

今回は、現存12天守の一つ、丸岡城です。ところでこの城の天守はいつ建てられたかご存じでしょうか?見るからにとても古そうだし、それにどこかで、現存天守の中で一番古いとか聞いたことがあります。それが正しいかどうか、歴史を追って説明します。

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