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これからどうなる?
河村市長はまず現在の天守を撤去することを文化庁に申請しており、2018年から天守への入場を停止しています。ところが文化庁は、河村氏が石垣がどのように保存されるか、また天守がどのようになるのか答えていないため承認していません。双方のゴールは完全に異なっているようです。何らかの妥協がない限り、しばらく何も起こらないかもしれません。
私の意見
私は、名古屋市は現在の天守の建て替えではなく、修繕を行うべきだと思います。現在の天守に固有の価値があるからです。現在の天守がコンクリートで作られた理由の一つは、将来二度と燃えないようにと考えたからだと言われています(主たる理由はは当時の法規制によるものですが)。木造の天守は首里城のように燃えてしまう恐れがあります。
木造の天守がどんなに元の天守に似ていたとしても、それはレプリカに過ぎず、人々はすぐに飽きてしまうかもしれません。更には、そのレプリカと元の天守が似れば似るほど、一般的な利用には供されず、維持の費用も高額となります。名古屋市がこの城のために十分な予算を確保できるなら、天守台石垣のような現存物の修繕や失われている他の多くの建物の復元に使うべきです。その方が城全体がどのようであったのかより理解できるからです。
ここに行くには
車で行く場合:
名古屋高速都心環状線の丸の内出口から約5分のところです。
名城公園に駐車場があります。
電車の場合は、地下鉄名城線の市役所駅から歩いて5分のところです。
市役所駅に東京または大阪から行くには:
東海道新幹線に乗って名古屋駅で降り、地下鉄東山線に乗り換え、栄駅で地下鉄名城線に乗り換えます。
リンク、参考情報
・特別史跡、名古屋城(公式ウェブサイト)
・「よみがえる日本の城3」学研
・「日本の城改訂版第2、4号」デアゴスティーニジャパン
・「歴史群像69号、戦国最強要塞 名古屋城」学研
これで終わります。
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