その後
明治維新後、明石城は廃城となり、ほとんどの建物は売却されるか撤去されました。それでも、明石の人たちは城跡を公園として保存することを始めました。1883年に民間所有の公園としてオープンし、1918年には公営の公園として再度オープンしました。4基の三重櫓は、この困難な時代を全ては生き残れませんでした。1基は学校用の資材として売られていきました。もう1基と櫓間の漆喰塀は、恐らくは老朽化のために撤去されました。残りの2基の櫓は何とか修理され残っています。両方とも最後は1957年に重要文化財に指定されました。
私の感想
明石城跡は確かにそれほど建物は残っていません。しかし、2基の現存櫓とその間にある漆喰塀だけでも今だに城の権威を表していると思うのです。また、この城は自然の地形をうまく使っており、よく設計された防御システムが全体に行き渡っていると思うのです。この城には戦争のような特別なことは起こりませんでした。結果的に大名を監視するという役割を果たしたことになるでしょう。
ここに行くには
車で行く場合:
第二神明道路の大蔵谷ICから約10分のところです。
公園に駐車場があります。
電車の場合は、明石駅から歩いて5分のところです。
東京か大阪から明石駅まで:東海道新幹線に乗って、西明石駅で山陽本線に乗り換えてください。
リンク・参考情報
・明石城 公式ウェブサイト
・「よみがえる日本の城4」学研
・「日本の城改訂版第88号」デアゴスティーニジャパン
・「日本の城改訂版第138号」デアゴスティーニジャパン
これで終わります。
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