その後
飯盛城は近代には観光地として開発されました。例えば、山頂に楠木正行の銅像や国旗掲揚台が作られたりしました。更には、昭和初期には千畳敷曲輪に遊園地が建設され、それは城跡を破壊したことになったのかもしれません。最近、飯盛城跡を分割して所有している四条畷市と大東市は遺跡の発掘を続けてきました。そして、城跡が国の史跡として指定されることを目指しています。
私の感想
飯盛城を訪れることは、一石二鳥になると思うのです。ハイキングをしながら城跡の見物ができるからです。更には、毎回行くたびに最新の発掘から見つかった発見を目にすることができるかもしれません。
三好長慶に関しては、もし彼がもう少し長く生きていれば、日本の歴史は違っていたかもしれません。織田信長は簡単には上洛することができず、彼の天下統一は不可能だったかもしれません。信長は強いだけではなく、相当に幸運でもあったのです。
ここに行くには
歩いて城跡に行くには、JR学園都市線の四条畷駅または野崎駅から約1時間半かかります。
東京からこれらの駅に行くには:東海道新幹線に乗って、新大阪駅で大阪東線に乗り換え、放出駅で学園都市線に乗り換えてください。
リンク・参考情報
・飯盛城跡、四条畷市ホームページ
・三好長慶と飯盛城、大東市ホームページ
・「戦国の山城を極める 厳選22城/加藤理文 中井均著」学研プラス
・「歴史群像166号、戦国の城 河内飯盛城」学研
これで終わります。
「飯盛城その1」に戻ります。
「飯盛城その2」に戻ります。